After 3 days fasting. I’ve done 6 times fasting. Usually I drink enzyme juice during fasting. But I did with only water this time. I’ve got tired easily, but I was able to work and live a normal life. My mind is clearer. I lost 3.5 kilograms. Fasting is fantastic!!
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旧暦の正月の準備もかねた新春ファスティング(断食)も無事3日終了。
お腹周りやアゴ周りがかなりスッキリしました!
46歳のお腹周りにしてはいい感じでしょ?w
定期的なファスティングはいろんな意味で最高です。
次回は初夏の前、春の土用期間4月下旬を予定しています。
やってみたいけど、ひとりではなかなか始められない、できるか不安という方はお気軽に相談ください。オンラインでの相談も承っています。
快適になるのは難しいことではありません。
断食と【遊体法/テラノ式手ぬぐい体操】でスッキリボディ手に入れませんか?
–以下、今回の感想など(長いですよw)—
過去に一度経験し、昨年のハワイ島の「断食美人合宿」に講師として参加した時より土用期間恒例となったファスティング(断食)。
通常は安全で無理なくできるよう、医師が開発したファスティングサポートドリンク(特製酵素ジュース)を飲みながらのファスティングでしたが、今回は空腹感も感じなかったので、水のみの断食に挑戦してみました。
結果的に空腹感を感じることはそんなになかったです。
僕の場合、ドリンクを飲みながらの時もそうですが、毎回初日が1番ツライです。
恐らくそれまで定期的に食べ物(栄養素)が取り込まれていたのに突如なくなるワケですから、身体が危機感を感じるためではないかと思います。
今回はまた水だけだったし、全然体調いいやって油断して夜の22時からの出張整体(往復20キロを自転車で)に行く前に銭湯に寄って、足湯もして汗もガッツリかいたことで、脱水と疲労が重なったのか、夜には胃がムカムカして吐き気もありました。
銭湯足湯はちと張り切りすぎだったかなと反省ですが、それでも普通に仕事も20キロの自転車往復もこなせました。
その日の晩には全身までに残っていたものなのか大量の便も。しかも黒くて臭うヤツw 宿便的なものなのかもしれません。
便が出たことでお腹もスッキリしてすぐに寝付くことができました。
24時間を過ぎると空腹感はほぼなくなり身体はもちろん思考がかなりクリアになってきます。
というのも、「ケトン体」が発生するからです。
「ケトン体」とは脂肪合成や脂肪分解の過程で発生する中間代謝産物のこと。
まず、体内に存在する「グルコース(ブドウ糖)」の量が減ると、肝臓に蓄えられている「グリコーゲン(グルコースが結合した高分子)」がグルコースに分解されて利用されるようになります。
ですが、グリコーゲンは24時間ほどで枯渇してしまうため、その後は筋肉中の「たんぱく質」や脂肪細胞に蓄えられている「脂肪酸」がエネルギーとして使われるようになります。
脂肪細胞に蓄えられている中性脂肪はそのままだとエネルギー源として利用できませんが、ケトン体が発生すると「体内の余分な脂肪の燃焼」によってエネルギーにしてくれます。
グルコースの量が減ればケトン体が発生するので、要するに糖質(炭水化物)を減らすことが肝要。
つまり、最近流行りの糖質制限ダイエットでも同じ効果が得られますが、ファスティングはモノを食べないことで消化器官をはじめとした内臓を休ませることができるのでさらに効果的です。
要するに意図的に飢餓状態を作り出すことで、身体のサバイヴァル機能を発動させているイメージかと思います。
僕の整体も同じく、全身の氣血を巡らせることで身体が本来持つ力を呼び覚ますといった感じです。
これを、何かの栄養を摂ってということではなく、マイナスしていくことで目覚めさせる。
これは整体だけでなく【遊体法/テラノ式手ぬぐい体操】のコンセプトとも一致します。
鍛えて付け加えることではなく、力を抜いて余計なものを手放すことで自然体へと近づいていく。
一生休みなく働いてくれている内臓もたまには脱力させてあげるのも必要ですよね。
話が逸れましたが、つまり、24時間を超えると空腹感もなく身体も軽いし、マインドもクリアになるということです。
今回も2.3日目にも通常通りお客さんを招いてのセッションもこなしましたが、何も問題なかったです。
強いて言えば今回は水だけの断食だったので、やはり栄養不足があるのか疲れやすかったり、身体がいつもよりも硬くなってるというのは感じました。
これが酵素ジュースを飲みながらの断食との違いでしょうか。
やはり慣れていない人には水断食はハードルが高いのかもしれませんね。
ちなみに、空腹感はそれほど感じませんが、時間もあるのでつい食べることを考えてしまいます。
そんなときはyoutubeのグルメ動画を見て満足しています。
余計食べたくなるんじゃないの? と、思われる方もいるでしょうが、意外と平気です。
また話は逸れますが、かつて戦時中にロシアだか満州で捕虜になった日本人兵の多くは餓死してしまったそうですが、奇跡的に生き残った人たちがいて、その人たちがどうして生きていられたのか聞いたところ、「帰ったらアレが食べたい」とか食べ物の話をしていたんだそうです。
断食をすると食べなくてもしばらくは生きていけるんだという常識を手に入れられますが(これもなかり重要!)、でも、生きるのは食べることでもあります。
やはり生きるための執念というか、そんな絶望の中でも希望を見出すことも生き残るには必要なんだなと思わされます。
余談ついでにもうひとつ。
これは「整体」という言葉を生み出した哲人野口晴哉さんのエピソードですが、戦時中に仲間とメチルアルコールを飲んだそうです。
メチルアルコールはアルコールといっても飲むと死んでしまう方のヤツ。
それを飲んだ野口さん含めた3人は、やはり身体に異変が起こって生死をさまよいます。
仲間ふたりは運悪く死んでしまったのですが、野口さんだけは生き残りました。
なぜだと思います?
それは、野口さんだけが「回復するまでの数日間何も口にしなかったから」だそうです。
ほかのふたりは回復するには栄養をつけなければも食事をしていたとのこと。
身体は常に生きようとしています。
だからこそ、治る時間が必要です。
身体が生きるために必死な時に余計な栄養を入れることで、消化にエネルギーを使ってしまい、生きるために、治すためにエネルギーが使えなかったのだと思います。
風邪をひいたから栄養つけましょうって聞くと思いますが、実は逆で何かあったときは食べずにじっとしているのが1番なのです。
動物だってそうですよね。
ネコやイヌも体調悪くなるとご飯食べなくなります。
恐らく体調悪い時にさらに食べるのって人間だけじゃないでしょうか。恐らく、満足に食べられなかった時代、病気の時くらいはいいものを食べさせてあげようという常識がそのまま残っているのだと思います。
逆です。
体調を整えよう、しなやかな身体を手に入れようと思ったら手放すことが大切だったのです!
もちろんダイエット効果もあります。
今回僕はそれまでに少し食べすぎたのもあってスタート時は59キロでしたが、55.5キロまで落ちました。
ベスト体重が56〜56.5なのでマイナスまでいきました。
と、数字だけみればこれでよろこべますが、大切なのはここから。
せっかく断食して身体がスッキリしたので、これが自分の新たなる「ゼロポイント」となるように、「回復食」が非常に大切となります。
ここで、いきなり好きなものをドカ喰いすると、身体的には枯渇している状態なので、より一層栄養を吸収しようとしてしまうし、突然大量の食べ物が入ってくると拒否反応を示すこともあります。
なので、今日は酵素ジュースを飲みつつ、夜には「スッキリ大根」、明日からは「蒸し野菜」や「6号食」あたりで様子見ながら徐々に戻していきます。
スッキリ大根や6号食についてはググってみてください。
他にもまだ言いたいことなどたくさんありますが、続きは最近流行りの「clubhouse」で音声でお届けしようかと思います。
コーヒーもチョコもパンも大好きなんですが、それはまた後日のお楽しみです。
という感じで3日間と半日、無事に終えることができて、かなりスッキリして新年を迎えることがでうです。
次回は4月下旬あたりを予定しています。
もし興味あるならご一緒しませんか?
身体だけでなく、常識変わりますよ!
—— 読了ありがとうございます——