10/4〜5●別府温泉リトリート

ホテルニューツルタ(別府市)

鹿児島の後はぐいっと北上して大分県は別府温泉へ。

鹿児島から別府って同じ九州だからそんなに遠くないって思う人もいるかもしれないけれど、実は結構遠くて、高速を使っても4時間はかかるという距離感。

本当なら宮崎を経由して別府へと思っていたのだけれど、宮崎の予定が合わず先に別府に寄ることに。

別府温泉も何度も訪れているところで、温泉好きで(まあ、みんな好きだろうけどw)、都会育ちの僕としては、街もあって温泉も充実している別府(と鹿児島も)は九州の中でも好きな場所。

別府にも何人か仲のいい友人もいるなかで、今回アテンドしてもらったのがパラレルヒーラー、DJとしても活躍するbeppuアッコちゃん。

彼女にお願いして、以前もアッコちゃんがオーガナイザーをした別府温泉の老舗ホテル「ホテルニューツルタ」の広間を抑えてもらってワークショップを開催しました。

ホテルニューツルタ支配人の鶴田さんは僕たちと同年代でかつては同じ遊び場で遊んでいた遊び人で、温泉でパーティーをするというイベントを仕掛けていたお人。

遊びをわかっているだけに、手ぬぐい体操も手ぬぐいを使うから温泉との親和性抜群だし、温泉としてもさらに温泉効果や温泉の必須アイテム手ぬぐいの使い道が広がったら楽しみも増えるよねということで、全面的に協力していただきました。

当日、会場となる広間にアッコちゃんがDJブースを持ち込んで、アンビエントミュージックを流してくれるという粋な演出も。

平日だったこともあり、集まった人はそんなに多くなかったけれど、音楽の力もあってその分ディープな旅路を楽しみました。

そして終わった後は温泉でさらに脱力。

この組み合わせ最高に決まっています。

ぜひ来年はみんなで宿泊しながら、温泉と遊体法、音楽などなどで芯から脱力できるリトリートパーティーを開催できたらと思っています。

みんなで別府温泉行こうよ。

そして九州最後の目的地宮崎へ続く、、。

10/6●オーガニックタウン綾町へ

kiaroa(綾町)

別府温泉で体操と温泉ですっかり癒された僕たちでしたが、次の日に宮崎でワークショップが控えているので、その日のうちに南下することに。

別府温泉から宮崎というとお隣だから近いでしょ、と思いますがこれまた高速使っても3時間(僕らは経費削減のために基本下道なので4時間以上)という道のりなのです。

北海道はでっかいどうなんていいますが、九州も思いの外デカいんです。

温泉効果もあって元気だったのでそんなロングドライブもなんのそので、その日は深夜に綾町近くの、道の駅高岡ビタミン館にチェックイン。

ゆっくりと睡眠を取ったあとに、綾町に最近できた「kiaora(キオラ)」というイベントスペース&シェアキッチンにお邪魔しました。

宮崎県の綾町は意外と知られていませんが、30年ほど前から「オーガニックタウン」を標榜していて、町を上げて有機農法やサステナブルを推奨している先進的な町で、県外からの移住者も多く個性的なお店や人も集うカルチャータウンでもあるのです。

こちらにも何度かお邪魔していて、いつもは綾町出身のギタリストでベジタリアンレストランのシェフでもあるムーちゃんとちくりん夫妻の「yawaraya」にお世話になっていたんですが、今回はふたりが新たにはじめた「kiaora」でワークショップを開催することに。

この「kiaroa」は元々高級レストランだったお店がコロナの影響で閉店してしまい、地元の企業が買い取ったものの使い道に困っていたところ、ちくりんがシェアキッチン&イベントスペースで利用することを提案して運営を任されているという場所。

全面窓ガラスで開放感抜群のフロアと眼前には芝生が広がる広い庭があってロケーションも最高。

こちらで、近隣に移住してきた人やローカルの人たち、そして宮崎に移住して小さなチョコレートファクトリー「tiny kitchen miyazaki」を始めた旧友のカズ&チホ夫妻などが集まってくれました。

天気もよかったので芝生エリアで脱力の時間。

もちろん最高でした。

こちら「kiaroa」ではヨガやダンスなどのワークショップだけでなく、柔術教室やライブなど様々イベントも行われているので、宮崎近辺の人はぜひチェックしてみてください。

この宮崎で今回の九州の全日程が終了。

ですが、旅ワークはまだ続くのです。

この日の夜にフェリーに乗り込んで神戸に渡り明日は大阪へと向かいます。

さあ、最高だった九州を後にフェリー乗り場へと向かいますか、とクルマに乗り込もうすると、、。

10/6●プチトラブルからの結果最高に

kiaroa(綾町) > 宮崎フェリー

なんと、後ろの右タイヤがパンクしてる！！

昨日の時点でおかしなところはなかったから、夜かここに来るまでの間になったということか。

原因などはともかく、フェリー出発まであと2.5時間。

フェリー乗り場までは1時間ほど。

この間になんとかしなくては！

普通だったらスペアタイヤにすれば問題ないところですが、最近のクルマって荷物スペースを確保するためにスペアタイヤを積んでいないことが多いんです。

僕たちのノアもそれでスペアタイヤなし。

うーん、、ロードサービス呼んでも時間かかりそうだし、どうしようかと思いながら近くのガソリンスタンドに聞いてみたところ、とりあえず来てくれるということに。

数分後スタッフの方が来てくれてパンクの箇所を調べたらなぜか接地面でなく側面に穴が空いてることが判明。

なんでも、側面に穴が空いていたらパンク修理はできないとのこと、、。

それなら出費も覚悟でタイヤ交換するしかないということで在庫を確認してもらったら、タイヤの在庫はあると。

いやー、これが変わった外車とかでなくて世界のトヨタのベタなクルマでよかった〜！

とりあえずパンクしたタイヤに空気だけ入れてもらってガソリンスタンドまで移動してそのままタイヤ交換。

大分かかるのかなと思いきや、工賃など含めても1万円ほどで済んだし、時間もサクッと終わってフェリーの搭乗時間にもちゃんと間にあったので結果オーライでした！

ホントよかった〜。

最後にバタバタしちゃったけど、暖かく迎えてくれたムーちゃん、ちくりん、本当にありがとう！

そして無事に宮崎港からフェリーに乗って神戸へと向かいます。

船旅があると旅気分で盛り上がりますよね。

船も個人的に好きなので機会があれば旅の途中でなるべく船に乗る機会を作るようにしています。

今回も陸路で戻ってもよかったけど、旅情を味わうためにも(あとはラクだし)船旅を挟みました。

船に乗り込んだときも実はほんのプチトラブルが。

僕たちは安いドミドリータイプの部屋を予約していたのですが、ベッドに荷物を置きに行ったら既に知らない人の荷物が置いてある。

誰か探そうにも見つからないから仕方なくセンをおぶったアリーがスタッフの元に行き事情を説明したところ。

スタッフさんも気を利かせてくれて、本当なら少し雑音が聞こえるから誰も入れていないスペースがあってここなら使ってもらっていいですよ、と別の場所を見せてくれたのです。

そこは僕らには別に雑音なんて気にならないし、周りにも誰もいないから個室気分で使える最高スペースだったのです。

最初は誰だ、ウチらのスペースに間違えて荷物を置いたのは！と少しイラッとしましたが、結果より良い場所を確保できたりして、いろいろあるけど結果最高になるんだなと改めて実感しつつ、その日もゆっくりと眠りに着いたのです。