twitter Facebook mail

enishi展示会&WS

2010年9月28日(火)〜30日(木)の3日間、
原宿の「hideaway」というツリーハウスカフェで
鴨川方面でお世話になっている
ヘンプブランド「enishi」の展示会が行われました。

そこでワークショップも開催してきました。

enishi」はヘンプやオーガニックコットンといった
天然素材を使った身体にも優しいウェアを
手がけるブランドで、創立は1999年、
ヘンプブランドとしては老舗の部類に入ります。

僕の大切な仲間であり、最先端のライフスタイルをいく
鴨川のバックパッカーズ「anuenue」のカズ&チホ夫妻との
繋がりもあり、以前から代表の中村さんとは知り合いでしたが、

最近になって、「手ぬぐい体操」のことを話したら、
「コレはオモロいな。じゃ、手ぬぐい作ろうや」
(京都出身の方なんで京都弁でしゃべらはります)
ということになって、あっという間に、
オリジナルの手ぬぐいを作ってくれたのです。

以前のブロードウェイ商店街の方といい、
何か自分で代表や商売をされている方というのは、
面白いものに対する嗅覚が優れているだけでなく、
決断や行動も素早いですね。

本当に見習うことがたくさんあります。

ちなみに、来シーズンの「enishi」のテーマは「paradice field」。

鴨川にある中村さん宅も里山の中にある木造住宅で、
まさにパラダイスフィールドって感じなんですが、
そんな場所で畑仕事をしたり、遊んだりするときに
心地よいウェアというのがテーマのようです。


ちなみにこちらは、新作のコットンジャケット。

オシャレなデザインですが、フロントの裾部分には、
ロープやお玉、工具類が引っ掛けられるループがあったり、
背中にも大きなポケットがあったりと、
農作業やBBQなどでも非常に便利な機能が盛りだくさん。

オシャレで機能的。

そして、ヘンプミックスで身体にも優しいし。

これからのウェアはそうあるべきだと思います。


そして、こちらがオリジナルの手ぬぐい。

柄、わかりますか?

「スリーピングドラゴン」です。

カワイイですよね。

そして、国産藍を使った手染め。
染の濃さに応じて3種類カラー展開もあります



藍染めは染める回数や時間に応じて、色の濃さが異なります。

そして、色の濃さに応じてなんと15種類もの呼び方があるようです。

ちなみに、最も薄いものが「龜覗き(かめのぞき)」。
藍が入っている龜を覗いたときの色のようだからというのが、
その語源だそうです。

そして、次に濃いのが「浅葱(あさぎ)」。
新撰組の面々が来ていた羽織のあの色がコレだそうです。

最後に最も濃いのが「藍(あい)」。
ちなみに、これよりもまだ5段階あり、最も濃い色を
「止紺(とめこん)」というそうです。

同じ藍でも色の違いで呼び名がたくさんあるあたり、
日本人の感性の豊かさというか。粋ですよね。

そんな伝統の藍を使って、昔ながらに手染めした手ぬぐい。

最高じゃないはずがありません。

しかも、長さが120センチ

通常、手ぬぐいとは約3尺、90センチなんですが、
「手ぬぐい体操」で使用する場合、その長さだと
慣れていない人は、ちょっと短く感じてしまいます。

そして短いと、無理して伸ばそうという意識が
働いてしまうので、「テラノ式」の大前提である
「無理しない」「脱力する」というのが
できなくなってしまうポーズもあります。

そこで、通常よりも長い手ぬぐいがあったら
いいいだろうなと常々考えていたところに、
この話をいただいたものですから、

中村さんに「120センチくらいのものがあると
いいと思いますよ」と提案して作っていただきました。

ま、販売は90センチのものもあるんですけどね。
そして、実際に展示会終了後に、希望者の方たちと
ワークショップを開催したのですが、
やはり、この長さを長くするという案は大成功!!

参加した方たちは、通常の長さのものと比べても
断然、120センチの方がやりやすいと言っていました。

3日間の間で10名以上の方に体験していただきました。

サーファーの人やなかには理学療法士の方もいましたが、
みなさん、気持ち良さそうでしたし、なにより、
自分の身体に対して新しい気づきがあったと思います。

しかも、ワークショップ中はジャムバンド業界では知られる
酔いどれ音楽博士ことDJ OSGによるBGM付き。

これもよかったなぁ。

専属DJ第1号として今後もよろしくお願いします。

ぜひ体験された方は続けてみてください。

そして、原宿WS終了後、翌日朝からまた稲刈り第に段のために鴨川へ。

昼すぎから「enishi」のカタログ撮影のお手伝い。

あ、来シーズンの「enishi」のカタログには
僕も登場していますので、ぜひチェックしてみてください。

その日の夜には中村さんの誕生日も近いということで、
中村さん宅で開催された誕生日会にも参加してきました。

その前に見た美しい夕暮れ。
いいですねー。

いつも会う鴨川ファミリーたちは、本当にいつも最高です。

そして、夕食を食べてひとしきり盛り上がったら
やっぱりここでも、簡易手ぬぐいワークショップ。


大人も子どももみんな盛り上がってます。

やはり、この界隈に住んでいる友人たちも、
身体や生活に対する意識が高いのか、
少しコツを教えただけで、みんなかなり深い所まで
理解してくれて、それぞれで楽しんだようです。

いいですねー。

ヨガの一流派である「アシュタンガヨガ」には
マイソールスタイルというものがあります。

これは通常のように先生が教えて、そのポーズをみなさんが
マネをするというのではなくて、一連の流れがあって、
それを覚えている人は自分のペースで行って行きます。

そこで、先生が見回っているので、できないポーズのサポートをしたり、
姿勢がずれいている所をアジャストしていくんですが、
手ぬぐいワークショップも初心者講習を終えたら、
あとは自由にやりながらわからない所をサポートするという
スタイルにしていくのもありですよね。

やるたびに、こちらもたくさんのことを気づかされます。

それにしても、今回このような機会を与えてくれた
enishi」の中村さん一家はじめ、
手ぬぐい製作に携わったみなさん(偶然にも染めを担当した
「リトマス」のメンバーも古い知り合いだったりして)、
ワークショップに来ていただいた方々、
本当にありがとうございました!!

またワークショップなどの機会がありましたらぜひよろしくお願いします。

ちなみに、「enishi」の手ぬぐいは「Studio 粋創庵」でも販売予定です。

商品のグレードがグレードなのでお値段はちと高めです。

それはまた仕入れたらお知らせしますね。

お楽しみに〜。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です