それが“いい”ってことをわかってる。
でも、わかっているだけ。
それが“よくない”こととわかってる。
でも、流されていくだけ。
それが“いい”ってわかっていても、
なぜ、素直になれないんだろう。
それが“よくない”こととわかっても、
なぜ、留まってしまうんだろう。
そんな自分の、弱さに打ちひしがれて、
何も、できないとすべてを嘆く。
そんな嘆きの、壁がいつからか、
心の、中に高く築かれ始める。
その壁で、ひとつの、流れが変わる。
その漣はやがて、うねりと変わる。
そしていつか、自分が見えなく、なってゆく。
そうなる前に、思い出すんだ。
自分が、本当は、何者なのか。
自分が、どこから、やってきたのか。
久遠の、果てから、光の瞬きで。
無限の、宇宙の、流れの中で。
ただ思い出すんだ。
ただ思い出すだけ。
波打つ、心の、鼓動を感じる。
感じるままに、動き出す。
動けば、コトが、動き出す。
すべては、流れて、意のなるままに。
ただ思い出すんだ。
ただ思い出すだけ。
元々、そこに、いたことを。
いつかは、そこに、たどり着くことを。
疑う、ことなど、何もないことを。
今、ここに、いる、自分のことを。
思い出すんだ。
ただ思い出すだけ。
それが“いい”ってことがわかったら、
すぐに立ち上がるだけ。
それが“よくない”こととわかったら、
すぐに立ち去るだけ。
それが“いい”ってわかっていたら、
ただ、素直になればいい。
それが“よくない”こととわかったら、
ただ、やめてみればいい。
そんな自分の、スペースに心を浮かべて。
何が、できるか遠くを見渡す。
沸き起こる、奇跡の波がいつからか、
心の、壁をゆらりとゆらし始める。
その波で、ひとつの、淀みが溶ける。
その漣はやがて、うねりと、なる。
そしていつか、ありのままの自分に、なる。
ただ思い出すんだ。
ただ思い出すだけ。
波打つ、心の、鼓動を感じる。
感じるままに、動き出す。
動けば、コトが、動き出す。
すべては、流れて、意のなるままに。
ただ思い出すんだ。
ただ思い出すだけ。
すべては、流れて、意のなるままに。
意の、なる、ままに。
意の、なる、ままに。
Words by M.Terano
Music by Macky.T