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Keep on keepin’ on 〜必ず前進する

「テラノ式手ぬぐい体操」に限らず、ヨガやジョギング、ウォーキングなど、何かしら運動やエクササイズを取り入れたいと考えいてる人は、かなりいると思います。

でも、一番の問題といえば、

「続けられるのかどうか」

ではないでしょうか。

“始めること”はもちろん大変なことです。

敬愛するバンド「The Grateful Dead」の名曲、
“Uncle Jhon’s Band”という歌の歌い出しでも、

“Well, the first days are the hardest days,
Don’t you worry anymore”

という歌詞が登場してきます。

意味は「最初の日ってのが一番大変な日さ、
だから、もう心配する必要はないよ」って感じ。

非常に軽快でノリのいい大好きな曲です。

その通りですよね。

これは物理学の観点からいってもそうなんです。

難しい法則とか公式とかは置いといて。

例えば巨大な鉄球があるとします。

これを100メートル先まで押していくとなったとき、
押し出して、速度が0→1になるまでが最も力を要します。

一旦動き出せば、球状であれば転がり始めますし、
慣性も働き出すのであとは、少しの力で押すことができます。

これはいずれ“動きのポイント”でもご説明します。

ただし、”始めの日”は最も大変ではありますが、

でも、これは少しの気合いがあれば誰でもできることです

お店などでもそうですよね。

オープンさせるってことは、言ってみれば誰でもできます。

もちろん大変だと思いますけどね。

でも、それより大切なのが「続けられるか」ってことですよね。

前出のバンド「The Grateful Dead」のキャプテントリップこと
故ジェリー・ガルシアは、著書「自分の生き方を探している人に」で、

「続けることを続けることだよ」

という名言を残しています。

「The Grateful Dead」は1965年にサンフランシスコで結成され
60年後半〜70年代のヒッピー・サイケシーンの
立役者となっただけでなく、多くの“デッドヘッズ”という
熱狂的ファンを従えて、全米はもちろん、世界中を旅しながら
ライブを続けているという伝説的なバンドです。

残念ながらジェリーが1995年に他界することで、
「The Grateful Dead」という名義での活動には終止符が
打たれましたが、それでもまだ生き残っているメンバーは
イズムの継承のため、今でも精力的に活動を続けています。

今年も「Further」という名義のユニットでライブしていました。
最年長のベース、フィルなんて70歳。

オン・ザ・ロードで旅をして、ライブをして40年以上ですよ。

その旅路は決して平坦ではないはずです。

もちろん、自分たちがやっていることに飽きてくる時期も
あったでしょうけど、それでも、旅を続けているからこそ
見えてくる意義や意味みたいなものもたくさんあったでしょう。

そんな音楽の向こう側に見える“何か”に魅かれて僕たちも
彼らの音楽、ライフスタイルに感化されているワケです。

そんな略して「Dead」のジェリーが言った、

「続けるのを続けることだよ」

非常に重みがあります。

それは時として、ツライことなのかもしれません。

何の発見もなかったり、自分の限界に行き詰まったりすると、

自分のやっていることなんか意味がない、

なんて思いがちです。

でも、そんなことはありません!!

やればやっただけ前進しているんです

それは目に見えない進歩かもしれません。

でも、たとえ0.1mmでも先に進めばそれは進歩なんです。

距離や深さの問題じゃありません。

やること、これこそが大切だと思います

だからこそ、やった自分を「認めてあげる」ことも大切です。

身体に置き換えてみて行きましょう。

僕が身体を動かさないとと、思い立った時というのは、
前屈でマイナス15センチ(床から15上までしか届かない)
というかなりのカチカチっぷりでした。

まずは、こんな自分に嫌気がさしてしまって、
「本当に自分は柔らかくなるんだろうか」と思ってしまいます。

そういう方、多いんじゃないでしょうか。

自分の硬い身体を見て、またはお腹の肉をつまんで、
「今さらやったってもう遅いよね」と。

そんなこと絶対ありません!!!!!!!

やったら行くんです!!!

どこまで行くかはその人次第ですよ。

でも、相当なところまで行けると思っています。

実際に僕もやりはじめから3年半と少し経ちますが、
今では前屈で膝に顔がつきそうなぐらい折れ曲がります。

途中、何度も「これ以上は無理だろうな」とか、
「こんなのやっていても意味がない」とか思ったりも
しましたが、でも、やり続けることで前進するし、
実際にココまでたどり着くことができています。

そして、まだまだ先へ進んでいくと確信しています。

ここで大切なのが“目標を高くしすぎない”ということです

やっぱり、誰しもプライドがありますから、しかも、
昔、スポーツでならした人なんかは特にそうです。

だから、つい目標を高く設定しすぎてしまうんです。

それは決して悪いことじゃないです。

でも、その目標と現状にあまりにも差がありすぎると、
「毎日やってんのに全然変わらないよ。意味ないじゃん」
って自分にガッカリしちゃうんです。

それではもったいなさすぎます。

例えばストレッチであれば、1日1ミリでもいいんです

昨日より深くいけたという自負があれば、それが自信になります。

で、たまには停滞することも当然あります。

だから「続けることを続ける」んです。

続けてさえいれば、必ず前進しています。

多くの人は、高い山頂(目標)ばかりに目を捕われています。

でも、そこでたまには振り返ってみるんです。

すると、そこには自分が通って来た足跡がついています。

ということは、スタート地点よりは前に来てるんです。

それを自分でしっかりと「認めてあげる」ことも大切です。

「とりあえず、前には進んでるな」と。

目標に達することだけが正解じゃありません。

登山でもそうです。

もちろん山頂が最も高いから景色はいいんですけども、

そのプロセスである途中でも美しい景色はいくらでもあります。

山に登ることだけを目標にしてはもったいないです。

そのプロセスも楽しむことが大切だと考えます。

登ることだけを目標にしてしまうと、結局キリがないし、
大変なだけです。トラブルで登れなかったらイヤな思いもするし。

でも、目標を達成することは大きな喜びです。

そして、高みに登るためには1歩1歩進むしかありません。

人生にはロープウェイもリフトもありません

一歩一歩進むのみです。

その歩みを少しでもラクにするためにも、
身体を柔らかくしなやかにしておくことが重要です。

「私になんかできるかな」なんて心配は全く不要です。

やれば誰だってできるんです。

でも、やり続けた人しかできません。

まずは、やり始める「最初」の少しの努力、

そして、「続けることを続けること」。

Keep on keepin’ です。

そこで手ぬぐいがオススメなんですけどね。
 
ちなみに、手ぬぐいがなぜオススメかという理由のひとつに、

いつでも身近に置いておける、ということがあります。

だから、テレビを見ている時、本を読んでいる時、
ぼーっとしている時、外出時でもいつでも思い立ったときに
すぐに始められます。

場所も時間も関係ありません。

せっかく何かをしようと思っても、わざわざ電車に乗って
ジムまで出かけるとか、そんなの面倒くさくて無理です。

そんなことができるような人は、続けられないなんて
悩みすら持つこともないでしょう。

そうじゃない人にこそ手ぬぐいを大いにオススメします。

「始めの大変さ」も「続ける難しさ」もありません。

いつでも好きなときに遊べるんですから。

そして、何事も楽しくないと続きません。

そのため、ジェリーは言います。

「Have fun.(楽しむことだ)」と。

続けることを楽しめるのかどうか。

大丈夫です。

僕も含めて、誰もがいつか「自由な身体と心」を手に入れられます。

手ぬぐいを通して「身体の遊び方」を知ってしまえば、
面白さの無限ループが広がっているだけです。

快楽主義者のアナタはきっと続けたくなってしまいますw

辛い思いをしても、笑って過ごしても同じ1日。

楽しんでいきましょう〜

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