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「自分」をどこまで知っているか?

これは究極の問いのひとつといえるでしょう。

「自分」というものを、主体としてだけでなく
客観的に捉えられているか。

自分の性格、好み、特定の状況下での心の動き方、クセ、
何ができて何ができないのか、何に対してワクワクするのか、
弱点、何に対してイライラするのか、何に嫌悪感を抱くのか。

こうしたものを全て冷静に捉えられていれば、
いかなる状況におかれても取り乱すことはないでしょう。

自分をしっかりと捉えることができていて、
意識がクリアに働いているならば、瞬時にその時、
自分が置かれている状況を理解して、
そこでできる最良の方法を導き出せるはずです。

とはいえ、そんなのわかっていても簡単にできません。

なぜできないのかというと、「自分」の性格や趣味思考というものは
「自己意識」ですが、その「意識」に形がないからではないでしょうか。

もし、意識に形があれば、それを客観的に捉えて
こういうものだと定義できるでしょうが、
そういうわけにはいきません。
意識はとりようによってはどうにでもなります。

それこそ、意識をどう捉えるか、という時の自分が
いい状態なのか悪い状態なのかでも全く違いますし、
どこまでも広がっていくので、
ここまでが自分の意識だと区別することもできません。

かなりモヤモヤしたものだと思います。
そのうえ、人によって同じ物を見ても、
感じ方や表現方法は異なります。

そもそも出発点がそういうものなのに、
ポジティブシンキングだ、自己啓発だと言われても、
そんなこと分かってるけどさ、ってなってしまうのも
無理がありません。実際僕もそうでした。

そこで、どうするかというと、「身体」からアプローチして
自分というもののアウトラインを掴むのが早いと思います。

なぜ、早いのかというと、「身体」は実存だからです。
目の前に形があって、目で見て触って感じることができます。

そもそも、意識というのは時空をいとも簡単に飛び越えます。
みなさんも、ふとした瞬間に遠い昔の記憶のシーンにいた、
とか、どこか見知らぬ異国の街を彷徨っていて、
はっと気づくと、リビングでテレビを見ていた、
とかそんな体験がありますよね。

あの瞬間、アナタのなかに見えていた景色や感じていたもの
というのは、確かにそこの世界のものだと思います。
これは夢にも同じようなことがいえると思っています。

しかし、肉体が存在していられるのは“今この瞬間”のみなんです。
過ぎ去って取り返しのつかない過去でもなく、
何が起こるか誰も知らない未来ではありません。

“今この瞬間”にしか肉体は存在していないんです。

だから、自分の肉体をしっかりと捉えるということは、
“今この瞬間”を捉えることであり、
ひいては自分の意識の形というものを、肉体を通して
アウトラインを形成するということになるのです。

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