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Trip to France ’19 #03

Amazing human body
いやー、最高です。

2019.11.06〜11.26 Paris(Fr), Amsterdam(Netherlands) > Lyon(Fr), Valence(Fr), Eurre(Fr)> Boissy-Maugis(Fr), Paris(Fr)

■Amsterdam#01

Amsterdam
運河が町中に張り巡らされるアムステルダムの夕暮れ。美しいです。

パリを後にアムステルダムへ。

アムステルダムは本来予定にはなかったんだけれど、パリでの予定が白紙になって前半結構時間も空いてしまったのでパリでひとりでずっといてもなんだし、せっかくだからヨーロッパの他の国にも足を伸ばしてみようということで行くことに。

ドイツやフランスはちょっと遠いし、イギリスもそこまでぐっと来なかったので、行ってみたいと思っていたアムステルダムなら電車でも遠くないのでアムスに決定。

ちょうど今回は「ユーレイルパス」を先にゲットしておいたのです。

「ユーレイルパス」というのは外国人旅行者を対象に、ユーロ圏の31カ国の国内線、国際線(ていうのかな。国をまたぐという意味ね)の電車のほとんどが乗り放題になるという電車のパス。日本でも外国人用に「Jレイルパス」ってのがあるんだけどそれのヨーロッパ版(というかこちらが本家だと思うけど)。

これもいろんな種類があるんだけど、僕が今回選んだのは「グローバル5DAYパス」。1ヶ月のうちで5日間好きな日にちを選べば、その日に限っては電車が乗り放題になるというもの。オフシーズンというのもあって5DAYで300ドルだったから1日あたり7000円くらい。フランスの国内の電車は日本と比べて安いので国内だけの移動だと元は取れないけど、パリ〜アムスとか国境をまたぐ電車に乗るとそれなりに高いのでお得感もでるわけです。

まあ、こっちでいう新幹線のTGVを予約すると路線に応じてさらに予約料として10〜30ユーロくらい取られるんだけど、それでもパリからアムスまで普通に予約しても120ユーロくらいするし、取り方や時期によっても値段がかわるとかあって少々ややこしいから、ユーレイスパス使った方が手間も少ないしお得。

国際線も時期やエアラインによってはかなり格安なんだけど、またいちいち空港のチェックとか通るの面倒臭いし、その点電車は楽チン。ヨーロッパを巡るならこの「ユーレイルパス」はオススメです。

初のTGVよかったですよ。車内も広いし、乗り心地も快適だし。荷物置き場もちゃんとあるし、社内ではWIFIも拾えましたね。

電車乗るときは多少ドキドキするけど。

というのも、フランスでは電車が何番ホームから出発するのかって表示が、結構ギリギリになるまで発表されないんです。だから、だいたいこのあたりだろうと目星をつけたホーム近くで、出発する電車のリストが表示されたモニターをチェックし続けるというナゾの無駄時間がありますw 小さめの駅ならいいけど、パリの北駅とかでかいところだとホームもたくさんあるしギリギリで表示されて、ホームから遠い位置にいたりするとダッシュする羽目になります。

あれ、も少しなんとかならないのかな。慣れりゃいいんだろうけど、フランスは電車の案内がもう少し親切になってくれると嬉しいかも。

まあ、あと今は多くの人が日本人と同レベルかそれ以上に英語話せる人もいるから困っても英語ができたらなんとかなるってのもありがたい話。昔はフランス人はアメリカ嫌いだから英語話せても、話してくれないとか、そんな話よく聞いたけど、それはもう全然過去の話。

もちろん、最初にフランス語で話し始める方が喜んでくれるから反応も全然違うんだけどね。

だから、僕も今回は「初めまして」「日本から来ました」「お元気ですか」「いいですね」「英語は話せますか」「フランス語が話せません」「〜に行きたいです」「英語のメニューありますか」「あなたは美しいですね」あたりだけ覚えて、あとは英語とノリでなんとかいけました。

フランス語の会話でも英語と似た単語が出てこれば内容も推測できるしね。ただ、フランス語は耳障りもよくて憧れるけど、文法も発音も難しいしなかなかですね。まあ、少しずつ覚えていきたいと思います。

■Amsterdam#02

快適TGVに揺られて約3時間30分。やってきましたアムステルダム中央駅。2泊3日のショートステイです。

駅を降りるとどんより冷たい雨。体感温度はそんなに寒くはないけれど、でも緯度でいったら樺太あたりと同じだからそりゃ冷えるよね。

でも、傘をさしている人はほんのわずか。

パリでも傘さす人少ないなと思ったけど、こちらはさらにですね。

もちろん、1日中降ってるわけじゃなくてにわか雨だし、すぐに乾くし、歩道が広くないから傘をさすと邪魔になる、荷物になる、オシャレじゃないなどいろんな理由はあると思いますが、ほんと、みんなささない。

もはや途中から、なんか「傘をささないゲーム」に参加しているかのような錯覚さえ覚えましたw

僕もジャケットが防水だからある程度我慢したけど、冬に濡れるのイヤだし早々にそのゲームからは脱落して傘さして快適に歩きましたけどw 

あれ、絶対気持ち悪いはずだよ。なんなんだろう、アレ。不思議。

.Port of Amsterdam
アムステルダム駅の裏がにある湾

そして、アムステルダムはかつての中国のように自転車が溢れかえっています。ウワサ以上の自転車天国。レンタルも多いし、人口ひとりあたり1台以上所有しているというのがよくわかります。環境に対する意識の高さの表れともいえるかもしれませんね。スーパーでも袋くれるところなんて見たことないし。

中心街付近は観光客も多くて観光客相手のレストランやカフェ、コーヒーショップも密集しているから歩いている人もいるけど、でも、その範囲といったら相当小さい。新宿の街くらいじゃないのかな。そこにすべてが集中していて、その郊外に出ると、一転静かな住宅街という雰囲気。

非常にコンパクト、そしてフランス以上に革新的でインターナショナルな雰囲気にあふれていました。

24hours ticket.
市内のトラムやメトロ、バスがこれ1枚で乗り放題になるチケット。1時間、24時間など種類も様々。24時間で8ユーロ。これさえあれば移動はラクラク。

実際に、初日の夜に友人から紹介してもらってディナーしたカップルは、フランス人とスウェーデン人だったし、マリさんから紹介してもらったイネイザはフランス生まれ。

話を聞くと、みんなインターナショナルで開かれた雰囲気、世界中から人が集まってきていて、コンパクトなところに集まっているから、何かをしようとするとすぐにいろんな人と知り合えて、ビジネスチャンスも多いから住んでいるという人が多いみたい。

実際に、日本人でもオランダは就労ビザが取りやすいというのは聞いたことがあるし、スモールビジネスを立ち上げている人も多いという印象。

ほぼ公用語が英語のような感じで、皆国はバラバラだけど英語を共通語として、一緒に暮らしてビジネスをやっているみたい。だから、オランダではフランス以上に英語が話せる人が多い。でも、フランス同様、オランダは英語が母国語ではないし、集まっている人もイギリス人もいるけど、どちらかというと英語が母国語じゃない人が多いから理解しやすいというか。

みんなある意味 ”外国人” ていう雰囲気がなんか気楽な感じを受けましたね。

受け入れてくれる感じあるし、チャンスもありそうという感じがします。一発当てたい人オランダ行くってありだと思いますよ。

日中はコーヒーショップでゆっくりしつつ博物館や街を散策。博物館や美術館もかなり多くて、アート好きの人にもいいんじゃないでしょうか。

僕は「BODY WORLD」というかつて日本にも来た「人体の不思議展」の常設展示的な博物館と「MICROPIA」というプランクトンや細菌などの博物館にいってきました。どちらも身体マニアには最高の内容! 身体マニアならずとも訪れる価値あります。次もいったら必ず行きます。

BODY WORLDS
実物を利用した人体標本やデータをもとに、人体の構造や幸せのメカニズムを開設してくれる博物館。人体マニアにはたまらない場所

Where is your country??
幸せ度数の国別ランキング。日本何位だと思います?

Micropia
細菌や微生物の博物館。

Micropia
様々な細菌を培養させたサンプルがズラリ

In your beach sundal
ビーサンの中に潜む細菌の拡大図。こんなのいます。潔癖性の人は行っちゃダメだよw

2日目の夜にはマリさんから紹介してもらった次女のイネイザとパートナーのヴィンセントが急遽イベントとしてワークショップを開催してくれて、前日の告知にもかかわらず10人ほどの人が集まってくれました。オランダ人はもちろんフランス人、ロシア人など国際色豊かな面々とともに、笑顔のたえない脱力の時間を楽しみました。

あ、ちなみにですが、オランダ人の女子数名いましたが、わき毛ボーボーだったw ノースリーブだったから意識せずとも目に入ってきたんですよw そういうのも意識が違うんですね。冬ってのもあるのかな。それはまた次回聞いてみようw

人もオープンだし、新しいものを受け入れようとする気風もあるし、言葉はアレですがみんなちゃんと理解してくれてうれしかったです。やっぱり脱力の心地よさに国境は関係なし! しかも日本だけでなく、世界中どこでも都会の人は仕事で疲れているし、力の抜き方を知らない人が多いことも再認識。

やはり「脱力のタネ」は世界どこでも通用するのです! アムステルダム、次回からレギュラーコース決定です。そして、アムステルダムはみんなで行きたい。ひとりで静かに巡るより、仲間同士でワイワイやりながら巡る方が楽しそうだなと思いました。ぜひ次回は一緒に巡りましょう!

(最初から読む人は#01/#02

#04へ続く)

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